俺の物語
「しょうが無いなぁ、、」

ひかりがそう言って鞄からもう1弁当を出した。

「夏希食べてよ。」

「え、、?良いのか?」

「うん、今日ぐらいはサービスしとく!」

「サービスって何だよ、、」

「なっちゃん良かったねー餓死せずに済んで」

「うるせーな、、1食食わねーぐらいで死なねーよ。」

「でも良かったじゃねーか、
幼なじみのひかりちゃんから弁当貰えて。」

ひかりとは付き合いは確かに永いが、、
飯どころか誕生日やクリスマスだって
今まで何ももらった事は無いだけに、
正直驚いてはいた。

「さ!みんな食べよ!」
ひかりって人間に少し興味を持った瞬間だった。
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