俺の物語
近くのコンビニに入り、
ひかりが聞いてきた。
「ねぇ、、さっきの人何?」

「別に何でもねーよ。」

「隠さないでよ!」

「バイト先の人。これで満足か?」

「ねぇ、、夏希、何のバイトしてるの?」

「仕分け作業だよ。」

ホントの事は話せない、

ひかりを危険な目には合わせられないから。
めんどくせー女だけど、
今の俺には親と同じぐらいの時間を共にしてるのは、
間違い無くひかりだ。

ひかりは俺の言葉を聞いて、
納得こそしてない顔だが、
とりあえずはそれ以上の追求はしてこなかった。
そして俺達は俺の両親の墓へ向かった。
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