恋のはじまりは突然に
食事も終わり、店員さんがお皿を片付けに来た。
「只今、デザートお持ち致します」
「えっ、蓮司さん、デザートなんていつ頼んだんですか?」
メニューには、パスタとサラダとスープのセットで、デザートなんてどこにも書かれてなかったはず。
「ん?頼んでたの聞いてなかったのか?」
「全然、気付かなかったです……」
緊張しすぎて、聞こえなかったんだきっと……。
「お待たせ致しました」
再び店員さんの声がした。そして自分の目の前に置かれたケーキを見て、ぶわっと涙が溢れ出た。
「蓮司さんっ、これ……」
「今日誕生日だろ?誕生日、おめでとう」
めちゃくちゃ驚いた……。私の目の前に置かれたケーキは小さいけどホールのイチゴがのったケーキでプレートには〝happy birthday 結奈〟と書かれていた。
確かにあの日、初めて出会った日、話の流れで誕生日の話はしたけれど。
それを覚えていてくれてて、こうやってサプライズしてくれるなんて思わなかった。
「只今、デザートお持ち致します」
「えっ、蓮司さん、デザートなんていつ頼んだんですか?」
メニューには、パスタとサラダとスープのセットで、デザートなんてどこにも書かれてなかったはず。
「ん?頼んでたの聞いてなかったのか?」
「全然、気付かなかったです……」
緊張しすぎて、聞こえなかったんだきっと……。
「お待たせ致しました」
再び店員さんの声がした。そして自分の目の前に置かれたケーキを見て、ぶわっと涙が溢れ出た。
「蓮司さんっ、これ……」
「今日誕生日だろ?誕生日、おめでとう」
めちゃくちゃ驚いた……。私の目の前に置かれたケーキは小さいけどホールのイチゴがのったケーキでプレートには〝happy birthday 結奈〟と書かれていた。
確かにあの日、初めて出会った日、話の流れで誕生日の話はしたけれど。
それを覚えていてくれてて、こうやってサプライズしてくれるなんて思わなかった。