ノンフィクションにご注意を
2人がもう戻って来たのかと思ったら、座ったのは東海林と佐渡だった。


オレ達は正方形の机を時雨の右隣に知早、目の前にオレで使っていたのだが、なぜか東海林は知早、佐渡は時雨が使ってる場所に座ってる。


「ごめん2人共。そこ今知早と時雨が使ってるんだけど……」


「うん知ってる。私達さっきあっちで、生駒君と表君に許可とったから」


「2人が戻って来る前には退散するから大丈夫だよ~~」


東海林と佐渡の言葉に、それぞれの想い人から声をかけられ動揺する知早と時雨の姿が脳裏に浮かんだ。


大丈夫だったのかなアイツ等…特に知早の方。
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