ノンフィクションにご注意を
オレに見られている事が恥ずかしいのか赤面しながら抵抗する芙美さんに、ニコニコスマイルの親父。


ったく……いい年して、何やってんだか……


「ハイハイ。分かりましたよ。どうぞ楽しんで来て下さいな」


親父にのみ呆れながら、オレは顔を洗おうと洗面所に行こうとする。


「あっ、ねぇ礼於君。摩友子がまだ寝てるんだけど私達もう出るから、あの子が起きたら朝ご飯…と言ってももう殆どお昼だけど、冷蔵庫に入ってるって伝えといて欲しいの」


「お前の分も冷蔵庫にあるから、温めて食べなさい。私達は4時位に帰って来るから晩ご飯は皆で食べよう」
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