ノンフィクションにご注意を
ク、クソーー!どうにか1人でやらなければーーーっ!!


私は眉間にシワを寄せ、再び宿題に取りかかる。


ちなみにどうでもいいが新聞部なのが暁深、美術部なのがららだ。私は家事をしなきゃいけないし部活よりマンガに力を注ぎたかったので、1年時から帰宅部。


「やらなきゃって思っても、解き方が分からないんじゃなぁ~~~~…」


これは数学の先生のお説教コース確定か……


項垂れていると、誰かが後ろから話しかけて来た。


「なんだよ溝渕。今日出す宿題、やって来てねぇのかよ」


「えっ……」


「だったら教えてやろうか?オレ」
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