ノンフィクションにご注意を
どうせなら本当にコンビニでも行こっかな…と考えてると、甲高い声がオレの思考を破る。


「ねぇねぇ、ヒマなら私達と一緒に遊ぼうよーーー」


「お前等…」


オレの周りを取り囲んで来たのは、オレや溝渕と同じクラスの女子3人だった。


全員休みだからかバッチリメイクで、香水のニオイまでする。


「いや…悪いけど用事があるから」


「え~~~?用事って何の用事?」


「せっかく許斐君に会えたのに、つまらなーーいっ!」


そそくさと離れようとしたけど、3人はベッタリとくっついて来て離れなかった。


あーーー…面倒な事になった。
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