ノンフィクションにご注意を
後ろを振り返ってみると、1人の男子生徒の姿が。
「ホ、ホントに!?」
「なんでわざわざウソつくんだよ」
私に救いの手を差し伸べてくれたのは、クラスメイトの許斐 礼於《このみ れお》君だった。
許斐君は爽やか系と明るい系が程よく入り混じった、黒髪のイケメンで、女の子から人気があるモテボーイ。
3年生で初めて同じクラスになって、現在6月。この2ヵ月の間に許斐君とは何回かお喋りした仲だ。
別に特別仲良しなワケでも無く、悪いワケでも無く……なのになんで、助けてくれるんだろう?
「是、是非ともお願いします………っ!」
「ホ、ホントに!?」
「なんでわざわざウソつくんだよ」
私に救いの手を差し伸べてくれたのは、クラスメイトの許斐 礼於《このみ れお》君だった。
許斐君は爽やか系と明るい系が程よく入り混じった、黒髪のイケメンで、女の子から人気があるモテボーイ。
3年生で初めて同じクラスになって、現在6月。この2ヵ月の間に許斐君とは何回かお喋りした仲だ。
別に特別仲良しなワケでも無く、悪いワケでも無く……なのになんで、助けてくれるんだろう?
「是、是非ともお願いします………っ!」