ノンフィクションにご注意を
†第3章† 理性と本能
☆ちょっとした変化☆ 《Side -Mayuko-》
「ぬぬぬ…自分の髪ながら手強いな……」
ピョコッと跳ねてる前髪に、櫛を押しつける。
そのままゆっくりゆっくり下にスライドさせて行ったが、櫛が前髪部分から離れた途端またピョコッと跳ねた。
「っあーーーーっ!!寝グセ直らなーーーい!!」
許斐家の洗面所に、私の怒りを含んだ叫び声が響いた。
現在私の前髪は右端の一部分だけが重力に逆らい、アルファベットのJみたいになっている状態。
それをさっきから直そうとしてるのに、我が髪ながら手強くて――――…全然直らない寝グセヤロー。
(↑ヤロー?)
「早く朝ご飯食べたいのに…」
ピョコッと跳ねてる前髪に、櫛を押しつける。
そのままゆっくりゆっくり下にスライドさせて行ったが、櫛が前髪部分から離れた途端またピョコッと跳ねた。
「っあーーーーっ!!寝グセ直らなーーーい!!」
許斐家の洗面所に、私の怒りを含んだ叫び声が響いた。
現在私の前髪は右端の一部分だけが重力に逆らい、アルファベットのJみたいになっている状態。
それをさっきから直そうとしてるのに、我が髪ながら手強くて――――…全然直らない寝グセヤロー。
(↑ヤロー?)
「早く朝ご飯食べたいのに…」