ノンフィクションにご注意を
不思議に思ったけど担任が来るまで時間が無いので、許斐君に全力で頼る私。
「分かった。設楽、ちょっとイス借りるわ」
「10分5000円な」
「たけぇよ。ボッタクリ過ぎるわ」
私の前の席の男子にイスを借り、宿題を教え始めてくれた。
「で、ここに2をプラスして……」
「フムフム…」
許斐君…教え方上手いな………
理数系苦手な私でもきちんと理解出来るなんて、相当じゃない?
しかも目の前に許斐君の顔があって、机の上のノートや教科書を見ている為、彼の長いまつ毛がより際立って見える。
「溝渕、聞いてるか?」
「分かった。設楽、ちょっとイス借りるわ」
「10分5000円な」
「たけぇよ。ボッタクリ過ぎるわ」
私の前の席の男子にイスを借り、宿題を教え始めてくれた。
「で、ここに2をプラスして……」
「フムフム…」
許斐君…教え方上手いな………
理数系苦手な私でもきちんと理解出来るなんて、相当じゃない?
しかも目の前に許斐君の顔があって、机の上のノートや教科書を見ている為、彼の長いまつ毛がより際立って見える。
「溝渕、聞いてるか?」