ノンフィクションにご注意を
“何を言ってるの”、か……


そりゃあ溝渕からしたら、今はそれしか言えないシチュエーションなんだろう。


だけどオレはもう…決めたんだ。


「溝渕。オレはお前が好きだよ。内田と同じく、“女の子”としてね」


「………!?」


改めて自分の気持ちを伝えると、みるみる赤く色づく白い頬。


「なっ、内田君との話聞いて……ってゆーか好きって………!?//////」


超絶大パニックになっている様子の溝渕の頭を、苦笑しながら撫でた。


あまりにも想像通りのリアクションだな…まぁいいけど。


「お前ちょっと落ちつけ。パニクり過ぎだ」
< 187 / 314 >

この作品をシェア

pagetop