ノンフィクションにご注意を

中庭に到着すると、残っていた４人がワーワー口を開く。


『摩友子アンタどうしたの？箸洗いに行っただけにしては遅かったわね』


『あ、いや、ちょっと色々あって…』


『礼於も早く弁当食わないと、午後乗り切れないぞ！』


『ウルセェ能天気優等生。秀才っプリがもったいないから、神様に返せ』


なんだか上手く口が動かせない私とは対称的に、許斐君は普通にご飯を食べてたっけ……


それから学校が終わり、予定ではさっさと帰る気だったんだけど……暁深とららを誘い、今日は暁深の家・東海林家へ。


そして私は２人に告白された事を話したのだ。