ノンフィクションにご注意を
ギクシャクとした会話が途切れて、静寂に包まれるリビング。


ダ、ダメだ……これ以上溝渕と一緒にいたら、なんかもう色々と大変な事になりそうな気がする!!


「溝渕、オレもう部屋戻るわ。お前はどうする?」


手遅れになる前に自室に避難しようと、そう溝渕に問いかけた。


「私はまだ暫くここにいるかな…なんだか目が冴えちゃって」


「そっか。でも明日も学校なんだから、早めに寝ろよ?」


「うん……」


お互いに"お休み"を言い合って、オレは急いでリビングから脱出。


部屋に戻ると、やりかけだった机上の宿題に顔面をぶつけた。
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