ノンフィクションにご注意を
だってオレ今からリビング戻って溝渕に何かするなんて、出来そうにねぇもん。2人っきりになりゃ見境なくベタベタしてくる軽い男に思われるなんて、絶対嫌だ。


きっと溝渕も急に母親が呼び出されて不安な部分もあると思うから、気遣う所はちゃんと気遣わなきゃ……彼女がさっきしてくれた様に。


「とりあえず宿題済ませるか……」


バーーーッと色々な事を考えて、やりかけだった宿題を再開する。


10分後、どうにかやり終えてノート類をカバンに戻した。


「…もう寝るかな………」


風呂も食事も宿題も済ませた。いつもなら後はもう寝るだけだ。
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