ノンフィクションにご注意を
えっ?なんで溝渕がオレの部屋に?とフリーズしてると、またノックが奏でられる。


「あ、ハイ……どうした溝渕?」


「許斐君………」


フリーズが解除されてから急いでドアを開けると、溝渕は泣きそうな顔をしながら立っていた。


さっきはかぶってなかったフードをかぶってて、ネコ耳がヘニャリと垂れ下がって見える。


ヤバイ、捨てネコみたいでカワイイ……じゃなくって!!


「溝渕?ホントにどうした?なんかダメージ食らってる様に見えるんだけど」


「うっ…実はさっき許斐君が部屋戻ってから、テレビ観てたんだけど…その内容が……」
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