ノンフィクションにご注意を
あれおかしいな……ついさっきまでは眠気がきてたのに、なぜかなかなか眠れないぞ……


確かに寝る時は電気消す派だけど、別に電気ピカーーッでも寝ようと思えば寝られるのに………あれぇ~~~…?


「―――…溝渕、寝ないのか?」


眉間にシワを寄せて電気を睨みつけていると、許斐君が隣のベッドから声をかけて来た。


「いや、寝ようと思ったんだけど…寝つけなくて」


「まだテレビの内容怖いのか?」


「ううん、それは大丈夫」


1人っきりじゃなくて許斐君が傍にいてくれる安心感からか、心は落ちつきを取り戻している。


だが眠れない。
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