ノンフィクションにご注意を
★どちらの幸せを★ 《Side -Reo-》
「そうよ!だって私と巌さん結婚する事になったから、摩友子にはお父さんだけじゃなくてお兄ちゃんも出来る事になるからね!」
芙美さんが満面の笑みを浮かべて言った事葉に、目の前の溝渕が口を半開きにする。
――――ガタッ!
「ちょっ、えっ、何言ってるんですか!?」
オレが猛スピードでイスから立ち上がると、他の3人が一斉にこっちを見た。
親父と芙美さんは頭上にハテナマークを飛ばしてキョトン顔だけど、溝渕の意識は半ばどっかに行ってると思う。
「礼於?そんなに慌ててどうしたんだ?」
「いやだって…今“結婚”って……」
芙美さんが満面の笑みを浮かべて言った事葉に、目の前の溝渕が口を半開きにする。
――――ガタッ!
「ちょっ、えっ、何言ってるんですか!?」
オレが猛スピードでイスから立ち上がると、他の3人が一斉にこっちを見た。
親父と芙美さんは頭上にハテナマークを飛ばしてキョトン顔だけど、溝渕の意識は半ばどっかに行ってると思う。
「礼於?そんなに慌ててどうしたんだ?」
「いやだって…今“結婚”って……」