ノンフィクションにご注意を
変な人を寄せつけてしまう体質なのか、3人で買い物に行って目を離すと大概ナンパされてしまうらら。


そんなららを私と暁深で守ったりして、私達は幼児園時代からの仲良しだ。


ちなみに現在3人全員、同じ3年C組のクラスメイト。


「宝くじなんて買ってすらないわよ、ららちゃん」


「じゃあなんでご機嫌なの?」


「あのね、お母さんが私に日曜日に巌さんに会って貰いたいんだって」


「えっ!?巌さんって……摩友子、ついに巌さんに会うワケ!?」


イスに座る私の机の前に立っていた暁深が、大きな目を更に丸くしてビックリした様に叫んだ。
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