ノンフィクションにご注意を
先生に頼まれて今まで何度か入った事あるが、ここ物多いから苦手なんだよなぁ……


でもわざわざ拒否する位でもないし、「構わないけど」と返す。


「失礼しまーーす…」


「誰かいんのか?」


「いないけど、とりあえずね」


溝渕に続いてオレも中に入ると、やっぱりゴチャゴチャしていた。


物に当たらない様に気をつけながら、向かい合うオレ達。


「えっと…呼び出したのは他でもなく、昨日の事なんだけど……」


オレの予想は当たり、やっぱり溝渕の話とは昨日の事だった。


「うん。昨日色々話したけど、何か言い忘れた事でもあった?」
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