ノンフィクションにご注意を
昨日はあれからこれからどうするか、4人で話し合った。


まぁオレは半分ボンヤリしながら、あまり口を開かなかったが……溝渕はある程度喋ってた気がするんだけどな。


朝オレが学校来た時もすでに東海林と佐渡と普通にお喋りしてたし、何を言いたいんだろうか。


「ううん。そうじゃなくて……どうしよう、私達」


「へっ?」


「昨日私はお母さんが巌さんと一緒にいたいなら反対はしないでおこうと思って、OK出したけど…許斐君、本心から2人の結婚に納得してないよね?」


真っ直ぐな瞳で訊ねられて、ドキッとした。


バレてたのか?昨日の事……
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