ノンフィクションにご注意を
…とはすぐにはならないで、ある程度“擬似家族”的に過ごして4人全体の絆を深めてから、入籍しよう。


ってなワケで私とお母さんは許斐君達が住むマンションに引っ越す事になったのだ。


“擬似家族”期間がどの位長くなるかは分からないけど、お母さんと巌さんはなるべく早く夫婦になりたいみたい。


「だから引っ越しの準備しなきゃいけないから、明日から引っ越し完了まではさっさと帰るね」


「うん、分かった。だけど一緒に登下校出来なくなっちゃうの?」


「ご心配なくららちゃん。なんと許斐君の家は、現我が家から徒歩10分の距離なのでぃす」
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