ノンフィクションにご注意を

あれこれららと話していると、ふと暁深にジッと見られている事に気づく。


「暁深？どうしたの？」


「いやぁ、おばさんと巌さんもいるとは言えクラスメイトの男の子と同居するなんて……恋の始まりだったりしてっ！？なんか私までワクワクしちゃうんだけどーーー！！」


キャーーッとはしゃぐ暁深に、私は瞬きを繰り返した。


恋…？私と許斐君が？


「………ブハッ！ないない！だって私達兄妹になるんだよ？そうじゃなくたってイケメンでモテモテの許斐君が私を好きになるなんて、あり得ないって！！」


うちの学校には、美人や美少女がたくさんいる。