ノンフィクションにご注意を
目を丸くした姿さえイケメンだなんて、神様ズルイ。私にも美貌のび位くれても良かったのに!!


「何度も驚かせてごめん。あのコレ、本当に貰っていいの?」


「だからいいって。あげたくないんだったら最初からあげないで、コンビニ行くの見送ってるっつーの」


「たっ、確かに………それじゃあ貰っとくね。ありがとう、許斐君」


宿題教えてくれたりチョコレートくれたり、許斐君はやっぱりいい人だなぁ。


こんな人がお兄ちゃんになるんならまだ私の中で微妙に残ってるお母さん達の再婚への不安や葛藤は、その内無くなってくれるかも。


「………っ」
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