幼馴染みが隠してきた想い

「え、」

「混乱するのも仕方ない、」

「え、ちょっと待ってよ」

「まって、」

「え、どうゆうこと?ちゃんと説明して」

私は涙が止まらなかった。

蓮翔が言っていたように混乱もしていた。

頭が真っ白だった。

言葉がうまく出てこなかった。

いや、出したくなかったんだ。

蓮翔と話をしたくなかった。

今から言われる言葉を耳に入れたくなかった。

告白された。

蓮翔が私を好きって言ってくれた。

けど、そのあとなんて言った?

“ 俺はあと1年したら死ぬ ”
< 27 / 61 >

この作品をシェア

pagetop