幼馴染みが隠してきた想い
「今だから言うね」
「今だからこそ言えるんだ」
「蓮翔くんは蘭ちゃんのことずっと好きだった」
「蘭ちゃんが好きで好きで」
「大好きだったんだ思う」
「蓮翔くんにとって蘭ちゃんが1番大きい存在」
「だから2年もかかっちゃったんじゃないかな?」
「知ってたけど言えなかったんじゃないかな?」
「大好きな人が自分のせいで泣いてしまう」
「それが蓮翔くんにとって辛かったと思うんだ」
「優には言ってたみたいなんだ」
「蓮翔くんが花火大会の日に告白することを」
「でも、病気のことは初めて知ったって」
「蘭ちゃんのことそれだけ好きだったんだよ」