幼馴染みが隠してきた想い

「ありがとう」

「すげぇ嬉しい、その気持ちを聞けただけで」

「でも、俺はそれに応えることが出来ないんだ」

「お前に未来を与えてあげれない」

「たった1年、いや、もう少し短い思い出しか」

「ごめんな」

「友達としてこれからは…」

「蘭、お前がほんとに大好きだった」

蓮翔の中では区切りがついたんだ。

今大好きだったと言われた。

過去形にされたんだ、そっか

ごめんね、もっとはやく素直になっていれば

あたなの想いに気づいてあげれれば

あなたをもっとちゃんと見ていたら

でももう何も私にやれることはない

蓮翔ありがとう
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