風の贈り物
大沢夢町、交番勤務先の朝比奈恒星は本署に出す書類の整理をしていた。
「お巡りさん」
朝子が新人警察官の朝比奈恒星に声をかける
「又、君達か危ないから犯人探しはやめなさい」
新人警察官の朝比奈恒星の隣では熟練で定年が近い警察官の琵琶始が見つめていた。
あきらめた三人は。
「やっぱりダメね、あの警官、若いくせに聞く耳が全くない」
「きっと頭が固いのよ友加里、気にしないで犯人は私たちで探そう」
「やっぱり、やめようよ」
気の弱い直樹が二人を止めにはいる。
「まずは尾行よ」
友加里が二人にはっぱをける。
今日は日曜日、三人は事前に事前に高知翼の自宅を突き止め高知翼を張っていた。
「出てきた」
「うん」
朝子と直樹がうなずく。
高知翼は自宅から出後爪を噛みながら歩き出す。
「う~ん、たまっているみたいだね」
「そうだね」
朝子が直樹に言い返す。
「私の勘では今日辺り行動を起こすような気がするわ」
友加里の正義感がこの後、勘を的中させる。
三十分ほどの時間がすぎ小さな公園に入った高知翼は行動によそよそしさが出てくる。
「そろそろかな」
「そうだね」
朝子と直樹が息を飲み言葉を合わせる。
そして、高知翼がよそよそしながらポケットからライターを取り出し又ポケットにられているをしまう。
「朝子、急いで交番に」
「わかった」
朝子は友加里にの指示に駆け足で交番に向かう。

交番に付いた朝子は事の一部始終を新人警察官の朝比奈に話すと朝比奈は。
「又君達は」
息を切らしながら朝子は高知翼の事を話すけど朝比奈は全く聞く耳を持たない。
その時、そばで話を聞いていた熟練警察官の琵琶始が話に入ってくる。
「朝比奈」
息を切らしながら朝子は熟練の警察官を見つめる。
「琵琶さん、子供の言うことですよ」
「朝比奈、とりあえず気になるからいってみるぞ」
「わかりました、琵琶さんがそこまで言うなら」
二人の警察官の話を聞いて朝子はほっとする。
その頃、公園で高知翼を見張っていた友加里と直樹はついに高知翼が行動を起こすのを目撃する。
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