風の贈り物
朝子達三人のすんでいる町、大沢夢町は平和で平穏な町だ大きな事件はほとんどない町だ。
町の交番に勤務する新人警察官の朝比奈恒星は先輩警察官の琵琶始め叱られているところだ。
「始め又本署から、始末書書かせるよいに言われたぞ」
「えー又」
「アホか、お前は」
「今度は、何ですか」
「この前、二丁目で起きたご近所トラブルだ」
「えー、そのトラブルは無事和解したはずじゃないですか」
「その後、又もめたみたいで、今度は本署からパトカー出動して、本署の影山が和解させたらしい、その時、前の対応が悪かったとクリームの連絡も聞いている」
その日の夕方、朝子、友加里、直樹の三人は交番勤務の朝比奈にこえをかける。
「お巡りさん、放火半見つかった」
「いや、まだだけど、君達何でそんなこと聞いてくるんだい」
「犯人探し、協力したいのでしけど」
友加里が朝比奈に犯人探しの協力を志願すると朝比奈が言葉を返す。
「君達、犯人は僕たちがからなず逮捕するから、子供が危ないことに首を突っ込まないように」
「犯人に心当たりがありまして」
朝子が丁寧な口調で朝比奈に言うと朝比奈は。
「君達、さっきも言ったように、犯人は警察が必ず逮捕するから後、憶測で人を疑うのはよくないよ」
三人の子供の話を全く相手にしない朝比奈は、後日、君達目の前の三人の子供が言っていた事が真実だったと知ることになる。



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