孤独少女の初恋の相手は暴走族!?


「で、隼人はこの子どうしたいの?本気で姫にするためにここに連れてきたの?」


「それ以外にここに連れてくる意味ないだろ。」


ん?なんの話をしてるの?全然ついていけない。


「でも、姫にするにはそれそおうの危険がつきものだよ?わかってる?」


「そんなんわかってんに決まってんだろ。
俺が守るから大丈夫だ。」

「へ〜隼がそんなに本気になる女の子なの〜
気になる〜」


と言いながら、この中で1番チャラそうな雰囲気の男の人が近づいてきた。


「名前なんていうの?」


「橘凛沙(たちばなりさ)です。」


「高校生だよね?何年??」


「2年です。」


「へ〜1つ下か〜。いいね、かわいい!!」


「…」


なにこの人。馴れ馴れしい。距離近い。
そういえば。さらっと自己紹介したけど、
早めにここから出たい。


「はい、凛沙ちゃんが自己紹介してくれたから今度は俺らの番だね。」

< 14 / 26 >

この作品をシェア

pagetop