孤独少女の初恋の相手は暴走族!?
「で、隼人はこの子どうしたいの?本気で姫にするためにここに連れてきたの?」
「それ以外にここに連れてくる意味ないだろ。」
ん?なんの話をしてるの?全然ついていけない。
「でも、姫にするにはそれそおうの危険がつきものだよ?わかってる?」
「そんなんわかってんに決まってんだろ。
俺が守るから大丈夫だ。」
「へ〜隼がそんなに本気になる女の子なの〜
気になる〜」
と言いながら、この中で1番チャラそうな雰囲気の男の人が近づいてきた。
「名前なんていうの?」
「橘凛沙(たちばなりさ)です。」
「高校生だよね?何年??」
「2年です。」
「へ〜1つ下か〜。いいね、かわいい!!」
「…」
なにこの人。馴れ馴れしい。距離近い。
そういえば。さらっと自己紹介したけど、
早めにここから出たい。
「はい、凛沙ちゃんが自己紹介してくれたから今度は俺らの番だね。」