孤独少女の初恋の相手は暴走族!?


少し優しそうな雰囲気の人が言い始めた。


「僕は蒼馬悠(そうまはる)。高校3年だから、凛沙ちゃんの1つ上だね。よろしく!あ、ちなみに龍桜の副総長だよ。はい、次!」


龍桜?なにそれ。


「はーい!萩原洲(はぎわらしゅう)〜
高校3年!彼女募集中だよ〜よろしくね〜」


「俺は管谷玲(すがやれい)。
お前と同い年。」


「はいじゃあ、最後は隼〜」


「那須隼人。お前の一個上。
一応桜龍の総長、あとお前を助けた恩人な。
これから、よ、ろ、し、く、な。」


よろしくの言葉だけ一文字一文字耳元で
大きな声で言われた。


うるさいし、近い。早くここから出て行きたい。


ていうかリュウオウ?とかいうのなんなの。
なんの話?まぁ、関係ないか。


「私はこんな所に居座るつもりはありません。
この手、離してください。」


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