孤独少女の初恋の相手は暴走族!?
「なんだ、どしたいきなり固まって
じっと見つめて。」
やばい!見つめすぎてた!?
「あ、いや!!」
話をそらすために私は無意識で壁にかかっている時計を見た。
「あ、もうお昼の2時だったんですね」
朝から何も食べていない私たちはたしかにお腹が空いていた。
冷蔵庫にあるもので簡単にオムライス風のものを作った。
「お!できたのか、うまそう」
「「いただきます!」」
2人でご飯を食べてソファーでくつろいでいた時
「さっきあいつらが言ってた姫のことなんだけど…あ、その前に族の事も説明しなきゃだな。」
といきなり言い始めた。
「あそこにいた皆暴走族の龍桜ってのに入ってんだ。今日行った倉庫は俺ら龍桜の溜まり場って感じかな。」