孤独少女の初恋の相手は暴走族!?


「俺の名前呼んだらな?」


え、いやいやさっきよりもっと言いにくい!
なに考えてんのこの人!



「ほら、言ってみなよ。[は、や、と]って」


耳元で囁かれた。


近すぎる。無理…


「あれ、顔赤いけど…どうしたの?」


笑いながら言ってきた。



絶対私であそんでる!!

ここは早く言っちゃった方が楽だ!



「は…」


「は?」


聞き返すように繰り返してきてちょっと近づいてきた。こんな姿はたから見たら襲われてるみたいになってるっ!!


「は…はや…」


近すぎるよ〜



「はや…と…くん…」


「う〜ん、[くん]いらないんだよな〜
まぁ、いいや。なんか結構頑張ってくれたみたいだし?フッ」


わ、笑われた!うざい。屈辱的だ〜


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