それでもあなたが好きでした。

入学後。

入学して次の日。





「俺は1の6の現文を担当する中屋です。」





私は中屋先生に一目惚れをしてしまった。




それから皆の自己紹介が終わり休み時間。


『ちょっときいて！ももり！私さ...！！.......ってももり！聞いてる？？』




「やばいよ...雛...。私...







中屋先生に恋しちゃったみたい...」





ドキリと心臓が変な音を立てた。


まさか親友と同じ人を同じタイミングで好きになるなんてそんな不幸なことあるかな。




『そ...そうなの！？まぁイケメンだし...ね』



「うん...やばい...私、初めて恋した...」






なぜ神様はこんなにも意地悪なんだろう。