地味女子。〜恋物語〜

(あ...)

その一瞬、
彼は、隣にいた。

そして、なぜか目が合った。

私は、まさか見ているとは
思っていなくて、驚いてしまった。

と、同時に

「あ!」

突然、彼は言った。

私は、ますますびっくりして
目をそらし、早歩きで彼の横を
通り過ぎた。

「ちょ、楚和...」

水元が、慌てて追いかけてくる。

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