地味女子。〜恋物語〜

- 私は、まだ

ふわふわしている。

夏休みボケかなにか ....-

目の前の光景が信じられずにいた。
だが、自分の腕を見て、
しっかりと握られている腕、温かさを感じた。

(いや、現実だよ...っ)

信じられない自分に言い聞かせた。

そこに居たのは

卯野君だった。


「あのさ...」

卯野君が俯きながら
話し始めた。



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