地味女子。〜恋物語〜

そして一人、特休室に来た。

-ガラガラガラ-

案の定、中には
誰もいなかった。

いつもの空間、
ここに来ると、なぜか
心が和らいだ。

窓際にある椅子と机。

私は、椅子に腰かけて
机に顔をうつ伏せた。


(あー。あの卯野君に...
あの卯野君に...
指図してしまったーーー....
何をやっているんだ...いや
でも、あの場所の空気感には耐えれなかった
耐えられなかった...にしてもーあー。)

私は、ひたすら後悔した。

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