地味女子。〜恋物語〜
(そ、そりゃそうか...私が
呼んだのだ...。いやにしても
来てもらえるなんて)
少し沈黙が続いた。
「..おはよう...」
彼が挨拶をしてくれた。
「お、おはよう...ございます...」
私も夢のような出来事だったが
すぐに挨拶を返した。
「さっきはごめん。
急に話しかけて...」
彼は、そういって、頭を下げた。
「そ、そそんなな、そんな...
私こそ、ご、ごごめんなさい...
ここまで来て頂くように、指示してしまって...」
私も、慌てて謝った。
そして、また沈黙が続いた。