地味女子。〜恋物語〜

彼もまた、輝き始めた。

いや、何もしてなくても
輝いているんだけど...

人間としての輝きみたいなもの
放っていた。

私は、知っている。

彼は誰よりも早く来て
朝練前の朝練をしていることを。

放課後も、
1番にきて練習を始めていた。

(まあ、これも、
部活一筋の水元情報なんだけれど。)

彼も、また、私なんて
比じゃないくらい頑張っている。

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