地味女子。〜恋物語〜

部員が多くて、どれが誰だか
分からない。

居るのか居ないのかさえ分からない。

それでも、彼がいると思えば
頑張れた。

部活の前、また、帰宅時間。

グラウンドを眺めて、彼を探す。

ただ、そこに居ることを思うだけで
幸せだった。



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