地味女子。〜恋物語〜
(私、部長なのに...
1日目から、こんな調子で大丈夫かな...)
今まで、人との関わりを避けてきたことに
今更ながら、後悔した。
-ピコンッ-
《おつかれー!
仮入部1日目、どうだった?
私はもう、クタクタ...でも
まだ、3年の先輩がいたから
なんとか、助かった...(´_ゝ`)
楚和は、今年から部長でしょ?
偉いよ、私は、あんたを尊敬する!
楚和のことだから、自分なんて...
病んでない?
負のループ陥ってない?!
あんまり、気負いするなよ?
あんた2年生なんだよ?これからだ!
とりあえず、明日も頑張ろう!》
水元からだった。
まるで、私の心の中が
聞えているかのような、
今の私にピッタリの
心に刺さるメールだった。
《元気出た、ありがとう》
沢山感謝の言葉を綴りたがったか
あえて、短い文でメールを
終わらせた。
ピコンッ
すぐに、返事が来た。