地味女子。〜恋物語〜

翌朝

昨日、早くに
寝落ちしてしまったこともあり
朝、5時に目が覚めた。

シャワーを浴びて、ご飯を食べ
のんびりと過ごし、それでも
余裕があったので、早かったが、
学校へと向かった。

落ち込んでいた昨日の自分を
なだめるかのように、

(大丈夫、大丈夫)

と呪文のように、何度も
頭の中で呟きながら、歩いていた。


電車の中でも。

学校までの道のりも。


「おはよう!」

後ろから、声がした。


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