地味女子。〜恋物語〜

「おーい....おーい」

かすかに聞こえる声。

(....ん?なんだ?)

次の瞬間

「おい!楚和!」

大きな声で、飛び起きた。

「楚和!こら!GW前だからって
たるんどやないか!しっかりしなさい!」

「は、はい。」

(..やってしまった。2度寝。
家じゃなくて良かったけど、
皆がいるところで怒鳴られるくらいなら
家が良かった...と思ってしまうくらい...
あー最悪ー)

いいことがあれば
悪いこともあるんだなと
思わざる終えなかった。

(...さっき先生、GWって言ってたな・・・
すっかり忘れてた。久しぶりに5人皆で集まれる~)


黒板をボーっと眺めながら
そんなことを考え、少し、ワクワクしていた。



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