優しくツツンデクダサイ





恥ずかしい///



「ちょっと、お母さん!」



なんて言ったら良いのか分からず、そう言っておいた。




「じゃあ、始めよっか!」




「あ、はい!」





いつもと変わらない櫻井先輩の声と香り。



一番近くにいられた。





幸せで幸せでたまらなかった。




大好き。




そんな事を考えながら今日が終わった。




翌日も普通に学校へ行き、授業を受け、HRが終わった。窓の外をみるとサッカー部。



あ、櫻井先輩来た!




金曜日、緊張するなぁ...





今日は早く帰らなきゃ!




まだまだ見ていたい気持ちはあったけどネ。




パソコン同好会の私は放課後の予定もない。



同好会は行きたい時に行く、そんな緩い感じだ。





だから、行ってない。





櫻井先輩はすごいなぁ……




あんなに忙しいのに、勉強もしっかりやってて……




尊敬する。



私とは大違い。
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