幼なじみの優しい彼 2
彼は海の親友で、ちょっとチャラめな雰囲気の男子。長めの前髪をヘアピンでお洒落に、留めている。
手には私の体操服の袋を持っている。彼は無言で、それを雪美に手渡す。
「じゃあ、借りるわよ、ヒカリ」
「う。うん」
雪美はホントに渋々といった感じで私の体操服を持って教室を出ていった。
これにて、一件落着かな?と思って、海をみると憮然としているので、私もフンって思い切り顔をそらした。
「また、お前ら何やってんだよ。
普段、うっとうしいくらいベタベタしてるリア充のくせに、つまんないことで喧嘩してさ」
太一くんは、私達2人が仲良くしてると、バカップルとか言って冷やかすくせに、喧嘩しそうになっていると、こうして心配してくれる。
有難い、友達だ。
だけど、ムカムカするこの気持ちはどうにもおさまらない。
手には私の体操服の袋を持っている。彼は無言で、それを雪美に手渡す。
「じゃあ、借りるわよ、ヒカリ」
「う。うん」
雪美はホントに渋々といった感じで私の体操服を持って教室を出ていった。
これにて、一件落着かな?と思って、海をみると憮然としているので、私もフンって思い切り顔をそらした。
「また、お前ら何やってんだよ。
普段、うっとうしいくらいベタベタしてるリア充のくせに、つまんないことで喧嘩してさ」
太一くんは、私達2人が仲良くしてると、バカップルとか言って冷やかすくせに、喧嘩しそうになっていると、こうして心配してくれる。
有難い、友達だ。
だけど、ムカムカするこの気持ちはどうにもおさまらない。