初恋をもう一度。【完】
解説とお礼
【伏線の解説】

さて、今作は一応初恋ミステリーです。

『鈴木くん』の正体について、非常にわかりづらく(←)伏線を張ってあります。

理人くんが4章で説明してくれましたが、ここでも軽く解説いたします。

□音楽室で初めて会った時「奈々ちゃん」呼びなのに、教室で「田崎」

□「音楽室と教室の鈴木くんはなんだか別人みたい」(奈々談)

□合唱コンクールで聴こえてきた1年生のピアノ伴奏の音が鈴木くんのピアノに似ている

□音楽室で兄がいる話、教室で弟がいる話(奈々は3人兄弟だと勘違いします)

□肉親を亡くした話

□毎日教室で会ってるのに音楽室で「久しぶり」

□まだ終業式まで日があるのに音楽室で「いつかまた会おうね」


まあこんな所でしょうか。

あとはセリフの細かい所に、ちょいちょい違和感を匂わせてあります。
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