Life×Love
「あぁあ〜!悔しい!」
私と、ユッケが話していると、一希がこっちへきた。
「熊谷。あんね、先生が呼んでる。」
と言って一希は去った。
いや!先生って誰!?誰先生!?
「先生〜呼んだ?」
「おォ〜!熊谷!これを、上原に。」
うっ…先生…なんでうちに?
上原に渡したら?
「仲良しじゃないか!」
と言って強引に押し付けてきた。
上原とは将ちゃんのこと。
「はぁあ…」
恐る恐る3組へ足を運んだ。
「将…ちゃ…ん。」
小さい小さい小さい小さい声で将を呼んだが将はすぐに気付いた。
「熊谷…どしたん?」
将ちゃんは笑っていた。
「これっ!」
と言って渡した後、私はすぐに走り去ってしまった。
将はその姿をツラそうに見ていた。


将は思った。
あのとき、俺があんなこと言わなかったら今でもアイツと…
俺の前で熊谷はあんなツラそうな顔をしたことがなかった。
ショックでしょうがなかった。
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