Life×Love
それからも奈美ちゃんを外した。
自分が何をしているか充分分かってるつもりである。
笑えば…笑えば楽しいはずなのに…
今は楽しくない。
でも涙はでない。
ただ…やっぱり奈美可哀相だな。
今まで仲良くしてきたのに…。
自分が壊してしまった友情…。
ダメだってわかっていた。
奈美ちゃんを私は怖がっていた。
だから嫌いだった。
思い返せば私が素直じゃなかったのかもしれない。
だって、奈美ちゃんが注意しても私は言い訳ばかり言っていた。
奈美ちゃんは正しかったのかも。
でも、暴力はよくないじゃない。
全て私が悪いんではない。
でも、私は…奈美ちゃんをはみっている。
奈美ちゃんは他のグループへいった。
私は麻衣子のグループ。
麻衣子のグループは比較的不良系で私にあったグループではない。
しかし、暖かさがある。
でも、奈美ちゃんがいないとどこか冷たい気がした。
< 23 / 32 >

この作品をシェア

pagetop