恋は高校受験より難しい
家のドアを開けるとお母さんが出てきた。

「あら、おかえり恋海(れみ)だったのね、郵便物が届いたのかと思ったわ」

「ただいま」

そう言って私は2階へと駆け込んだ。


【ガチャ】

自分の部屋のドアを閉めてそのままドアにもたれかかる。

「はぁぁぁぁ、こんなテスト結果見せれないよ……
でも受験までなんてまだまだだし。いっか!」

人の何倍も立ち直りが早い私はテスト結果のことなんてすぐに忘れてマンガを読み出す。

そしてそのまま眠りについた。

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