君との恋
君のふにゃと笑った顔が好き。
君の照れた姿が好き。
君が私に優しく触れてくれる、そのときが好き。
君と過ごす時間が好き。
君となら、何をしても楽しかった。
でも、その時間は終わりを告げる。
私の命は、あと"1年"しか持たないから。
▼▼▼4月
今日は、高校の入学式。部屋には、真新しい制服が掛けられている。その制服を手に取り、そでを通す。制服に着替えた自分を鏡で見ると、高校生になったのだとようやく自覚できる。
時計を見ると、そろそろ家を出る時間になっていた。忘れ物をしていないか確認をし、
「行ってきます」
と声を掛け、家を出る。
高校と家の距離は少しあるが、歩いて行ける距離なので電車の時間を気にすることなく、行くことができる。
通学路を歩いていると、桜がきれいに咲いていて風が吹くたびに、桜の花びらが舞っていた。
家を出てから、およそ20分ほど。高校の門をくぐると大勢の人がいた。この人たちも、私と同じ新入生なのだろう。
クラス表が張り出され、自分のクラスを確認し、移動する。
『1年1組』という表札を見つけ、その教室に入る。
君の照れた姿が好き。
君が私に優しく触れてくれる、そのときが好き。
君と過ごす時間が好き。
君となら、何をしても楽しかった。
でも、その時間は終わりを告げる。
私の命は、あと"1年"しか持たないから。
▼▼▼4月
今日は、高校の入学式。部屋には、真新しい制服が掛けられている。その制服を手に取り、そでを通す。制服に着替えた自分を鏡で見ると、高校生になったのだとようやく自覚できる。
時計を見ると、そろそろ家を出る時間になっていた。忘れ物をしていないか確認をし、
「行ってきます」
と声を掛け、家を出る。
高校と家の距離は少しあるが、歩いて行ける距離なので電車の時間を気にすることなく、行くことができる。
通学路を歩いていると、桜がきれいに咲いていて風が吹くたびに、桜の花びらが舞っていた。
家を出てから、およそ20分ほど。高校の門をくぐると大勢の人がいた。この人たちも、私と同じ新入生なのだろう。
クラス表が張り出され、自分のクラスを確認し、移動する。
『1年1組』という表札を見つけ、その教室に入る。