好きになってくれない人を好きになりました。
「って…どちらさま?」

「え…。」

「知り合いじゃないのね…。」

「え!?いやいや!僕!草月陽斗!」

「え?」

「………」

「いや、なんか言いなさいよ…。」

「あー!!て、えー!!」

そこにいたのは、昔付き合っていたころの地味な陽斗とは違い、メガネもかけてなくて、髪色も少し明るくなった陽斗だった

「陽斗?」

「そ!」

「えー!?そんな変わる!?」

「いや、変わったんだよ。」

「え?」

「千星ちゃんのために」
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